ニオイがする

排水のニオイ・・・ストレスですね。
原因は2つ考えられます。
1) トラップの封水が切れている
2) 浄化槽が機能していない
原因がどちらかは、ニオイの発生場所によります。

1) トラップの封水が切れている 0円~

排水口には水を溜めておく「トラップ」という仕掛けがあります。
アルファベットの「S」の字の形をした銀色のパイプを見たことがありませんか。

Sトラップキッチンの排水口を掃除していたら、お碗のような部品が外れたことがありませんか。

ワントラップどちらもトラップの一種です。

排水口は浄化槽や下水道に直接つがっています。ニオイの逆流や害虫の進入を、排水経路の一部を水で満たす(封をする)ことで防いでいます。そのための仕掛けがトラップであり、溜まっている水を「封水(ふうすい)」と呼びます。

排水が流れるたびにトラップ内の封水は入れ替わり、つねに満たされます。定期的に排水している──つまりは「使用して」いる──ときは問題ないのですが、しばらく使われないと、蒸発をはじめとするさまざまな原因で、封水が減ってしまいます。この現象を「封水が切れる」と呼んでいます。

封水が切れれば、トラップがその機能を果たさなくなります。排水口から下水道のニオイがあがります。もっとも簡単な解決方法は、排水することです。水を流せば解決します。

封水が切れる原因が蒸発以外の場合があります。水を流しただけでは症状が改善されないときは、ご相談ください。

2) 浄化槽が機能していない 15,000円~

浄化槽をご使用場合に限り可能性がある原因です。

浄化槽浄化槽は排水中に含まれる有機物(炭素を含んだ化合物・・・し尿、油脂など)を微生物のはたらきで分解する設備です。有機物濃度の高い排水が流れ込むことは、河川にとって大きな負担です。そこで浄化槽で有機物を分解してから敷地外へ流すことが義務づけられいます(公共下水道が整備されている地域は下水道へ流すことが義務づけられています)。

浄化槽のしくみ有機物は分解されると原理的には水と二酸化炭素になります。しかし現実には分解された残りカスも生まれます。スカムと呼ばれています。

スカムは溜まります。スカムが溜まりつづけると、微生物の働きが阻害されます。微生物の働きが阻害されれば有機物、特にし尿が分解されずニオイが発生しやすくなります。浄化槽を清掃して、スカムを取り除く必要があります。

またブロワーモーター(送風機)から送られる酸素も微生物の働きにとって必須です。酸素が十分に送られなければ、同じようにニオイが発生しやすくなります。酸素が送られない原因は、ブロワーモーターの故障や酸素を送るパイプが抜けていることなどが考えられます。

浄化槽のしくみは環境省のサイトでわかりやすく説明されています。
環境省浄化槽サイト-浄化槽アニメ