水道代が高い(と言われた)

あるとき突然、水道代が高くなる。それは多くの場合、水漏れが原因です。
調査によって原因を特定します。
1) パイプから水が漏れている
2) トイレで水が流れ放しになっている
3) 温水器から水が漏れている
いずれも修理で解決できます。

1) パイプから水が漏れている 20,000円~

パイプからの水漏れ蛇口まで水を通るパイプを給水管(きゅうすいかん)と呼びます。給湯器から蛇口までお湯を送るパイプを給湯管(きゅうとうかん)と呼びます。どちらかのパイプが破損または腐食して、水が漏れ出ている可能性があります。

水道メーター水道メーターの中央右寄りにある回転子(かいてんし)と呼ばれる6面形のクロムめっき部品の回転で水の動きを確認しながら、どの範囲で水漏れがあるかを調査します。

水漏れ箇所が特定できれば、そのパイプを新しくします。特定できず──あるいは特定に時間がかかることがわかり──、かつパイプが古い(築年数が20年以上)ときは、給水管や給湯管全体を新しくすることをご提案します。

2) トイレで水が流れ放しになっている 5,000円~

トイレの水流れ放しロータンク式のトイレをご使用の場合に限り可能性がある原因です。

ロータンクの内部ロータンク式のトイレの構造のお話です。ロータンクの底には穴があいています。その穴は便器とつながっています。ロータンクのレバーを引くと、底の穴をふさいでいる「フロートゴム」と呼ばれる黒い栓が開き、タンク内の水が一気に便器へ流れます。同時に「ボールタップ」と呼ばれる装置の浮き玉が下がり、上から水が補給されます。タンク内の水が流れ切ると、再びフロートゴムが閉じ、浮き玉が浮いてボールタップの弁が閉じるまで水を補給し続けます。

これがロータンク式トイレのしくみです。この話の中で登場した部品のうち「フロートゴム」と「ボールタップ」の2つは消耗部品です。いずれかが劣化して「止水(しすい)」の機能を十分に果たさないとき、トイレで水が流れ放しになります。

チョロチョロと便鉢の中に水が流れ続けている状態なので、気がつきにくいのが特徴です。消耗部品を取り替えて解決します。

3) 温水器から水が漏れている 10,000円~

電気温水器電気温水器(エコキュートも含む)や一部の石油給湯器にはお湯を貯めるタンクがあります。タンクは、内部の圧力が上がりすぎると破裂する恐れがあり危険です。

電気温水器そこで温水器のタンクには、圧力が一定以上になると弁を開き力を逃がす安全弁(または逃がし弁)と呼ばれる仕掛けが付いています。普段は弁が閉じています。

安全弁はその構造上、消耗部品です。安全弁が故障するとお湯が流れつづけます。見落としやすい場所なので、調査の際は最初に確認する項目のひとつです。